今はネットでなんでも情報が入ってくる時代ですよね。
インターネットで検索すれば、簡単なことから専門家の論文のようなものまで。
こんな時代にわざわざ本を読む必要があるのだろうか?
なんて思ってる人も多いと思います。
でもネットで得られる情報って、端的に要点を纏められていることが多くないですか?
それはそれで要点だけを知りたいときにはいいのですが、深く掘り下げて知りたい時には不向きじゃないのかなと思います。
なのでやっぱり本を読むってことも必要だと思っています。
でもね、せっかくたくさん読んだのに、前に読んだ本の内容ってなかなか覚えていられないですよね。
そこで僕は、ぶくろぐのサービスを利用して読んだ本の記録を残していっていますが、せっかくなので要点を纏めた内容をブログに残してみようかなって思ったんです。
そこで、この本「書評記事の書き方」
書評とはなにか、どういったことを書くのか、引用の要件などがまとめられています。
この本を参考に僕も書評記事を書いていけたらなって思っています。
・書評記事を書きたい方
・書評の書き方に困っている方
・書評とは何かを知りたい方
書評と感想文の違い
まず書評とはなに?って話です。
本を読んだ感想や紹介文ってイメージだったのですが、書き方によってはこのような違いがあるそうです。
なるほど、感想文は読んだ体験を自分の感想を交えて書きますもんね。
一方の論評は、本の評価なので少し上から目線的な、一般論で書くものかもしれません。
さて問題の書評の目的とは、「読者が本を選ぶための情報を提供する」ことなので、当然評価が付いてくるものだそうです。
僕が書きたいのは、どちらかというと感想文に近いイメージかもしれないですね。
本を選ぶための情報提供
先程も書きましたが、書評の目的である「読者が本を選ぶための情報を提供する」ことについて、どんなことを書くべきなのか?
書評記事で何を書けばいいかわからない時にはとても参考になると思います。
簡単に書くと以下のようなことが書いていました。
(※詳しくは本を読んでみてください)
・本の対象読者
・著者の考え
・その考えについての印象
・印象に残ったフレーズなど
・類書との違い
・関連情報
早速この記事でも実践してますが、導入文に経緯を書いたり対象読者を書いたりですね。
また本の詳細は、Amazonにまかせてリンクを貼っておけば、書誌データは簡単に確認できるなど使えるものは使うと。
僕は印象に残ったフレーズをKindleのハイライトに残して、そこから特に印象に残ったものをピックアップしていこうって思いました。
類書や関連情報なんかは、もっとたくさん本を読んでいかないとわかんないですよね。
ネタバレはダメなのか?
僕が一番に気にったのはこれ、「ネタバレ」についてです。
本を紹介する上で、詳しく書こうと思えば思うほど、その作品のコアな部分を紹介したくなるものですよね。
そこを書けないと薄っぺら〜い紹介になってしまうよってことないですか?
この本では、こう書いていました。
書評ではなく評論であるならば、ネタバレは気にしていられません。
ただし、書評であるならば目的は「本を選ぶための情報提供」なので、コアな部分を知ったことで読む価値がなくなってしまったら意味がないですよね。
なので、こうも書いています。
役割をわきまえる必要はある
まとめ
最初は読書記録のつもりで軽〜い感じで考えていたのですが、書評とは結構奥が深いですね。
論評を書いて紹介するなら、それなりに書く技術や経験が必要ってことが分かりました。
でも僕にはそんな技術はないので、気軽な読書感想文的な感じになるかな。
でも紹介する以上は「読者のための情報提供」になるように記事を書かないとダメですね。
また公開するからには、最低限の引用ルールも必要なので、そういった知識を身につけるにもいい本だと思いました。
書評をこれから書きたいなって思っている人は、ぜひ読んでみてもらいたいです。
本の情報
詳しい書籍の情報は下に記載しておきます。
僕は主にKindleで読んでいますので、電子書籍の情報になっています。
紙の書籍についてはリンク先から紙の本を確認してみてください。
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